ときどき本気でウクレレ

ウクレレを始めたのは2000年の夏でした。
2006年秋からウクレレ教室の講師を務めています。
ジリコーテ

ジリコーテ……日本では「シャム柿」と呼ばれています。

シャムはタイ王国の旧名です。

タイや中南米(メキシコなど)が原産地のようですが、それでシャム柿と呼ばれているんですね。

独特の縞模様が、とても美しいと思います。

堅い木材で、ハカランダに比重が近いので、代替材として使用されていましたが、今は稀少な木材になっているそうです。

ウクレレのサイド&バックに使われているのをたまに見かけることがありますが、特徴的な縞模様には何とも言えず惹かれてしまいます。

(↓)こちらのウクレレは、フィンガーボードとブリッジがジリコーテです。



ヨーロピアンスプルース・トップ、カーリーメイプル・サイド&バックのボディなので、ジリコーテのエキゾチックな模様がより一層際立っています。

10:31 | ウクレレの材 | comments(0) | trackbacks(0)| - |
ウクレレの材−その8 ハカランダ−
ハカランダ(Jacaranda)はブラジリアン・ローズウッドとも呼ばれるように、ローズウッドと同じマメ科でブラジルで採れる木材です。ちなみに、ハカランダはスペイン語読み。ブラジルで使われているポルトガル語ではジャカランダと発音します。

ギターのサイド材・バック材として使用されることが多い最高級素材のハカランダですが、現在ワシントン条約によって伐採と輸出入が禁止されていますから、今後ますます貴重な素材になると思われます。

色は茶や紫、黒が混ざり合い、木目も美しい材です。また、ハカランダはローズウッドよりも硬い素材なので、叩くと金属のような音がします。そのため音もよく跳ね返り、倍音が多くなります。硬質できらびやかなサウンドが特徴です。

ウクレレでもサイド&バックなどに使われるほか、トップも含めてボディーがオール・ハカランダのものを見かけるようになりました。


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12:55 | ウクレレの材 | comments(0) | trackbacks(0)| - |
ウクレレの材−その7 ローズウッド−
 
ローズウッドは和名を紫檀(したん)といいます。ちなみに黒檀(こくたん)がエボニーですね。

ローズウッドの名の由来ですが、新鮮な木材にはバラのような香りを持つものがあり、こう呼ばれるようになったとのことであります。

アコースティック・ギターのサイド&バック材としてよく用いられるローズウッドですが、一般的には東南アジアやインド南部に生息している木が使用されているようです。指板やブリッジなどにも使われていますね。ローズウッドはアコギの素材では最もポピュラーな素材といえるのではないでしょうか。

その特徴ですが・・・、比重が重い木材なので倍音が綺麗に出やすく、艶のある高音と、ボリュームのある低域がサウンドの特徴です。また、中音域もしっかり出て、音の立ち上がりも良いといわれています。

ローズウッドはサウンドのバランスの良さに加えて、価格もそれほど高価ではなく、比較的入手しやすいことから、ローズウッドがギター素材の定番になっていると思われます。

というわけで、ウクレレでも指板などの材として用いられることが多いローズウッドですが、近年、ボディー材としても脚光(?)を浴びているようです。サイド&バックのみならず、トップもローズウッドのウクレレ(オール・ローズウッド)も珍しくありません。私はまだ弾いたことがありませんが、どんな音が奏でられるのか非常に興味があります。

(↓)トップがスプルース、サイド&バックがローズウッドのアコギ・ライクなウクレレです。

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13:02 | ウクレレの材 | comments(0) | trackbacks(0)| - |
ウクレレの材−その6 シダー−
シダーは杉科の木材で、カナダやアラスカ南部、ロッキー山脈などに多く分布しています。

アコースティックギターやクラシックギターのトップ材に使用されることの多い材で、日本名をヒマラヤスギといいます。

日本では単に「杉」と呼ぶ方もいらっしゃいますね。特にクラシックギター関係の方に多いような気がします。

さて、その音色はスプルースと比べると柔らかく、レスポンスがいいサウンドが得られると言われています。

また、弾きこまないと本来のポテンシャルを発揮しない(要するに新品は鳴りにくい)スプルースに比べて、シダーは新品でも鳴りやすい・・・と一般的に言われているようですが、私自身は楽器の個体差の方が大きいと思っていますので、そのように感じたことは殆どありません。

弱点ですが・・・、柔らかい木材なので強度は多少落ちるようです。

ウクレレの場合、トップがシダーでサイド・バックがコアという組み合わせをよく見かけます(私もかつて所有しておりました)。シダーの柔らかい音色とコア独特の軽やかなサウンドが相俟って、なかなか魅力的なサウンドを醸し出してくれます。

また、ギターと同様の組み合わせ(トップがシダーでサイド・バックがローズウッドやマホガニー)も珍しくないですね。


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17:34 | ウクレレの材 | comments(0) | trackbacks(0)| - |
ウクレレの材−その5 スプルース−
アコースティックギターや弦楽器のトップ(表板)材として定番の素材がスプルース(Spruce)です。マツ科の木なので、単に「松」と言う方も少なくないですね。

針葉樹特有の細かでまっすぐな木目を持つスプルースは、響振性に優れています。色はやや白っぽいですね。

ウクレレの場合は、トップにスプルース、サイド&バックはコア、あるいはメイプル、ローズウッド、マホガニーなどの組み合わせをよく見かけます。

スプルースの産地は様々で、シトカスプルース(北米北西部)、イングルマンスプルース(北米ロッキー山脈近辺)、アディロンダックスプルース(北米ニューヨーク州アディロンダックからメイン州近辺)、ジャーマンスプルース(ヨーロッパ)などがあります。


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スプルース・トップ、サイドバックのメイプルが美しい一本です。(↑)


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ギターの王道、スプルース&ローズウッドのコンサート・ウクレレ。(↑)
12:57 | ウクレレの材 | comments(0) | trackbacks(0)| - |
ウクレレの材−その4 メイプル−
「材」の種類によって、ウクレレのサウンドが異なる・・・といわれていますが、同じ種類の「材」でも、一枚一枚個性が異なりますし、何よりも、メーカーや工房・製作家が「どのように作るか」によって、音に違いが出てくるものと思われます。

・・・ではありますが、あえて、一般的に言われている「材」の特徴を記しております。

今回は、メイプルです。

美しい白木が魅力的ですね〜。
好きな「材」の一つです。

木目が密で、乾燥後狂いが少ない・・・適度な堅さ、ねばりと弾力がある・・・といった特長があり、バイオリン、ギター、ファゴット、ドラムのスティックなど、多くの楽器に使われています。

耐久性がある見事な杢目の出たカーリーメイプルやバーズアイメイプルは、年々、価格が上昇しているそうです。

音は立ち上がりが良く、音抜けに優れています。
また、高音域特性に優れている・・・ともいわれています。

ウクレレの場合、ネック、ボディー、ブリッジ、指板のどこにでも使えるようですが、すべてをメイプルにすると音が硬くなり過ぎる傾向があるといわれてます。

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キワヤ商会とティーズギターのコラボーレーションウクレレ「FT」の数量限定コンセプトモデル。チェット・アトキンスが愛用したグレッチのギターカラーを思い起こさせる「ナッシュビルオレンジ」。ボディとネックにハードメイプル材を採用。
10:26 | ウクレレの材 | comments(0) | trackbacks(0)| - |
ウクレレの材−その3 マホガニー−
個人的に最近関心あるのがマーチンのヴィンテージ・ウクレレです。どんなに高価なウクレレでも、新品では出せない、独特のまろやかでふくよかなサウンドは魅力的ですよね〜。ボディー全体が鳴っています。

マーチンのウクレレといえばマホガニー製。もちろんコア製もありますが、マホガニー製の方がよりマーチンらしい、という気がするのは私だけでしょうか。

マホガニーの木目はたいていは地味で、サウンドも悪くいえば地味です。一般的にやさしい音ですが、アタック感には欠けるようです。

産地ごとにキューバマホガニー、ホンジュラスマホガニー、アフリカンマホガニー、フィリピンマホガニーなどと呼ばれているようです。キューバマホガニーは最高の品質を誇っていたそうですが戦前に枯渇し、現在はホンジュラスマホガニーが楽器用としては最も安定し、評価も高いですね。でも、これも資源が乏しく高価となってきたために、アフリカンマホガニーが代用として使われる事が多いそうです。

ボディのほかにネックとしても使われています。・・・というか、ネックにマホガニーを使用したギターやウクレレはホントに多いですよね。

ヴィンテージのホンジュラスマホガニーを使ったマーチンの3Mレプリカです(↓)。


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15:26 | ウクレレの材 | comments(0) | trackbacks(0)| - |
ウクレレの材−その2 ハワイアンコア−
「ウクレレといえば・・・コア」というのは、衆目の一致するところであります。

音色はハワイの空のように(行ったことはありませんが)明るく、倍音が豊かなコア材はハワイアンウクレレには欠かせない存在でしょう。

虎目の模様が入ったコア材はカーリーコアと呼ばれていますが、その美しさから木の宝石ともいわれ珍重されています。

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ウクレレの材−その1 マンゴー−

ウクレレに使われる木材の話であります。

ウクレレのボディの材といえば・・・、何といってもコアとマホガニーが主流ですよね。

最近はコア材が不足し、高騰していることもあって、同じハワイ産のマンゴーが注目されているようです。あの甘い果実で知られるマンゴーです。ハワイでは家庭の庭先に茂っている身近な存在なんだそうです。

ウクレレの音の違いは、もちろん材の違いだけで決まるわけではないのですが、一般的に「マンゴー製のウクレレはコアに比べるとやや甘く、柔らかい響きがする」と言われています。木目もコアほど華麗ではないような気がします。

(↓) ボディーがオール・マンゴーのスタンダード・ウクレレ


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